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Lovense漏洩(2025)|ユーザー名からメールが抜け、アカウントが乗っ取られた話

公開: 2026-08-14 ※本記事はPR(アフィリエイト広告)を含みます

2025年7月、TechCrunchが報じた。つながる大人のおもちゃで一番名前が出るLovenseのアプリが、ユーザー名からプライベートなメールアドレスを引き出せる状態で、さらにパスワードなしでアカウントに入れる欠陥を抱えていた。研究者は2023年から報告していた。会社は直したと言い、研究者は「まだ漏れている、1100万アカウント」と更新した。オランダの小売は一時、商品を棚から下ろした。公式は7月末に「両方直した・悪用の証拠は無い」と出した。この記事は再現手順ではない。ハードがネットにつながるときの、痕跡地図の続きです。

先に「できないこと」/書かないこと

何が起きていたか(公開情報だけ)

いつ何が分かったかソース
2023類似の穴が報告され、報奨金が出た。研究者側は「直っていない」と後に主張vx-underground等の2025年投稿、Mashableの経緯整理
2025-07-28前後ユーザー名が分かればメールが抜ける。そこからパスワードなしでアカウントへ、という報告が公開BleepingComputer、TechCrunch(Zack Whittaker、7/29)
同時期ミュート操作など通常機能の延長でメールが見える、という発見経路が報じられた研究者ブログを伝える二次報道
2025-07-31Lovense公式が「メール可視化」と「パスワードなしアクセス」の2件を認め、修正・自動更新、悪用証拠なし、と発表lovense.com の脆弱性告知
2025-08初オランダのBol.comやEasyToysが一時販売停止、と現地報道NL Times

リモートでデバイスが動く商品なので、アカウント乗っ取りは「メールがバレる」だけでは終わらない。報道はデバイスの遠隔操作リスクまで書いている。公式は修正後、悪用は確認していないとしている。

買う側が今やること(再現ではなく自衛)

  1. アプリを公式ストアから更新する。古い版を残さない
  2. パスワードを変える。他サービスと同じパスワードなら、そちらも変える
  3. ログイン用メールを、本名の常用メールから分ける。漏洩したとき「趣味」と実名が直結しない
  4. パートナー遠隔は、相手が分かっているときだけ。見知らぬリンクから接続しない
  5. 不要なら、クラウド連携を切る・端末のBluetooth範囲だけで使う、が一番強い
実名メール+使い回しパスワード+遠隔オンが、この系統で一番高い組み合わせです。アプリの「直した」声明は、過去に漏れたメールを回収しません。

痕跡地図のハードウェア編

ブラウザの履歴より先に出るのは、今回のようなアカウント名簿です。ユーザー名をXや配信に出している人は、メールまで一本の線になる。通知、パートナーアプリのロック画面、スマホの「最近使ったアプリ」も同じレイヤーです。

「つながるおもちゃ」全般に共通する構造

Lovense固有の話に見せて、構造は他社にもある。

買う前に見るのは、機能表より過去の脆弱性告知と、ログインに何を要求するかです。メール必須・パスワード弱い・2要素が無い、は減点。

よくある質問

Q. 今も危険?

公式は2025-07-31時点で修正済みとする。研究者は「直したと言って直っていなかった」履歴を公開している。2026年8月時点の新規穴は、この記事では確認していない。更新とパスワード変更は、声明を信じる・信じない以前の最低作業。

Q. メールが漏れたら何が起きる?

フィッシング、他サービスのパスワードリセット、実名特定。デバイス遠隔はその先。漏れた側からメールを回収する手段は無い。

Q. 捨てアカウントで登録し直せばいい?

メールを分けるのは有効。デバイスと購入履歴はメーカー側に残る。作り直しは、常用メールを外すことが目的。

参照: TechCrunch 2025-07-29、BleepingComputer 2025-07-28、Lovense公式 vulnerabilities-fixed-announcement、NL Times 2025-08-05。再現コードは扱わない。関連: 痕跡の地図非同意画像